2026/4/6 07:43
PMO経験を土台に、より上流へ。「何を変えるべきか」から考える仕事に挑戦できる環境 金澤里紗さん

金澤里紗さん
コンサルティングファーム数社を経験後、Rally Growthへジョイン。PMO領域を中心に通信・金融・官公庁など幅広い業界におけるIT案件の経験を持つ。
Rally Growthでは物流システム導入案件や、出版業における管理会計の改善・To-Be策定を行うプロジェクトに参画。
――これまでの経歴と、Rally Growthに転職した背景を教えてください。
金澤: コンサルファームに入社してからPMO案件を中心に担当してきました。別のファームに転職してからも、基本的にはシステム開発案件のPMO業務に携わってきました。進捗管理や関係者との調整など、プロジェクトを前に進める役割は経験してきた一方で、特定の業界に深く入り込むというよりは、要件定義後に入って設計や開発の進捗を管理するなど、プロジェクトの一部分を担うことが中心でした。
そうした経験を重ねる中で、この領域を続けるだけでは成長の幅が限られるのではないかと感じるようになりました。もちろん、PMOの経験自体は今の自分の土台になっていますが、同じことを繰り返すのではなく、そこからさらに領域を広げていきたいという気持ちが強くなりました。
もっと上流工程や業務改善など、要件定義前のフェーズから関わってみたいという思いが以前からあり、それが転職を考えるきっかけになりました。
――上流工程にこだわりがあったのですね。
金澤: 要件定義後のフェーズだけでなく、「そもそも何が課題なのか」「どういう整理の仕方がいいのか」と考える企画フェーズにも興味がありました。
――上流工程や企画フェーズのどのような部分に面白さを感じていますか。
金澤:様々な情報が混ざり合って、まだ全体像が見えない状態を、少しずつ整理していくのが好きなんだと思います。点と点がつながって線になった瞬間にやりがいを感じます。
昔から、一人で進めながら仕掛けを見つけて、少しずつ先に進んでいくようなゲームが好きでした。攻略法を最初から調べるのではなく、自分で試しながら全体像をつかんでいくのが好きで、そうした感覚は今の仕事にも少し通じている気がします。
最初から整理されたものを扱うよりも、いろいろな情報を集めながら全体像を見つけていく方が、自分には合っていると思います。
転職の決め手は、Rally Growthの“飾らない誠実さ”

――Rally Growthはどのように知ったのですか。
金澤:きっかけはLinkedInで、取締役である安孫子の投稿が流れてきたことです(笑)。そこでRally Growthの記事を見て、一度会って話を聞いてみたいと思いました。
実際に話を聞いてみると、これまでの経験を活かしながら、より上流工程や業務改善に踏み込める環境がありそうだと感じました。案件の幅があるという話もあり、自分がやりたいと思っていた方向に比較的近いプロジェクトに関われそうだなと思いました。
――入社前に不安はありませんでしたか。
金澤:全くなかったわけではありませんが、話を聞く中で、会社をよく見せようとしすぎていないと感じられたのは大きかったです。これまで何度か転職を経験する中で、「入ってみたら聞いていた話と違った」ということも少なくなかったのですが、会社の良い面だけではなく、規模が小さいからこその面も含めて率直に話してくださったので、安心感がありました。
実際に入社してからも、雰囲気や仕事の進め方、仕事そのものも含めて、「思っていたのと違った」という感覚は全くないですね。誠実に話していただいていたんだなと思います。
――働き方の面ではどんな印象を持っていましたか。
金澤:リモートで働けることは大きかったです。長く働いていくことを考えると、自分のコンディションを保ちながら仕事ができることは大事だと思っています。
今は週2回出社していて、それ以外はリモートという形ですが、個人的にはかなりちょうどいいと感じています。毎日出社だと少し負荷が高いですし、逆に完全リモートよりは、対面で話した方が進めやすいこともあるので、そのバランスが取りやすいですね。
働き方に柔軟性があることで、仕事に集中する時間と、自分の状態を整える時間の両方を確保しやすく、その点でも自分に合っていると感じます。
念願の上流工程へ。出版業の管理会計改善プロジェクトに挑む

――では、現在担当しているプロジェクトについて教えてください。
金澤:今は出版業のお客様の案件で、管理会計の改善をテーマにしたプロジェクトに入っています。現状はAs-Is整理のフェーズで、4つある事業それぞれについてヒアリングを行い、現行業務の流れを整理しているところです。
経営層に報告するために、各部署の方にヒアリングして情報をまとめているのですが、経営層の方も各事業部の方も協力的で、かなり細かいところまで教えてくださいます。実際の資料や現物を見せていただけることもあって、とてもやりやすい環境だと感じています。
各事業部の方も今の状態を変えていきたいという思いがあるので、ゴールが一致しているのだと思います。
――会計領域は未経験だと思いますが、難しさや学びはありますか。
金澤:これまでの案件では、いろいろな業界に関わってきたものの、業務そのものに深く入るというよりは、プロジェクトの一部工程を担当することが多かったです。その点、今は会計という一つの業務領域に踏み込んで関わることができていて、そこで得られる知識や経験の密度は以前とはかなり違うと感じています。
難しさという点では、会計そのものというよりは、その会社の事業構造や、業務がどう回っているかを理解する方が難しいと感じています。同じ会社の中でも事業ごとに進め方がかなり違いますし、外から見える情報だけでは分からないことも多いので。
だからこそ、実際にヒアリングして一次情報を取っていくことがすごく大事だと感じます。上流に近いフェーズほど、その場で聞きながら理解することが必要ですね。
一方で、そういうところまで踏み込まないと前に進まないからこそ、そこに今の仕事の面白さもあると思っています。単に資料をまとめるだけではなく、その背景まで理解しようとする必要があるので、以前よりも仕事の解像度が上がっている感覚があります。
――プロジェクトの中で、金澤さんはどのような役割を担っていますか。
金澤:品質管理が代表の園田、プロジェクトリードが私という体制です。基本的に実務面は私が動きつつ、資料のレビュー等は園田から受けるといった形です。
実際には分析した内容の報告や協議すべき点をまとめるための資料作成であったり、ミーティングの調整や進行、タスク管理といった業務が主になります。クライアントへの報告内容や、進む方向性に迷った時は園田と相談・壁打ちしながら進める感じです。
――どんなことを園田さんに相談するのですか。
金澤:現場の目線はヒアリングを重ねればある程度見えてくるので、相談するのは主に経営層の目線です。「ひとつ上の視座で考えたときに何が必要か」とか、「アウトプットの見せ方はこうしたほうが伝わる」といった点について、具体的にアドバイスをいただいています。自分で動きながら、必要なところで視座を上げてもらえるのは、今の環境ならではですね。
――レビューや相談の中で、特に学びになっていることはありますか。
金澤:かなりあります。以前も、「もう少し言語化できるように」といったフィードバックをいただいて、自分の課題に気づくことがありました。
今の案件では、事実を整理するだけではなく、それをどう見せ、どう伝えるかも大事なので、そうした点が特に学びになっています。自分の中では分かっているつもりでも、相手に伝わる形にするには、もう一段整理が必要だと感じることが多いですね。現場目線だけではなく、経営層からどう見えるかを意識するようになったのも、大きな変化だと思います。
PMOで培った力を土台に、一段上の視点を身につける

――これまでのPMO経験が活きていることはありますか。
金澤:調整の部分はかなり活きていると思います。複数の関係者がいる中で、どう進めるかを整理したり、必要な人に必要なタイミングで話を聞いたりするところは、今までの経験があるからこそ対応できていると思います。
一方で、今の案件に入ってからより意識するようになったのは、各タスクの質の高め方です。例えばヒアリング一つとっても、今まではプロジェクトで表出している課題解決のためのヒアリングでクイックなものが中心でしたが、今は課題の特定や深掘りといったことを目的としたヒアリングが中心になるため入念な準備が必要です。1時間しか枠がないので、その中で全部聞き切るには、事前に何を聞きたいのかを整理しておかないといけません。担当の方にも「今日はこれを聞きたいです」と事前に伝えるようにしています。
相手の時間をいただく以上、そこはちゃんと準備して臨まないといけないと思っていますし、この案件に入ってから、より強く意識するようになりました。PMOで培ってきた進め方を活かしながらも、今はその前段の整理まで求められている感覚があります。
――社内の雰囲気や、他のメンバーとの関わり方について教えてください。
金澤:それぞれが自走しながらも、必要なときにはつながることができる、ちょうどいい距離感だと感じています。各々が別の案件で動いているので、常に密に連携しているわけではありませんが、内部定例などでお互いが何をやっているか知ることができるのはありがたいですね。困ったときは、自分と似たような案件をやっているメンバーに相談することもできますし、全体としていい雰囲気だと思います。
――仕事以外では、どのように過ごすことが多いですか。
金澤:最近はサウナやジムに行くことが多いです。仕事をしているとずっと同じことを考え続けてしまうので、一回切り替える時間は大事だなと思っています。働き方に柔軟性があるので、そういう時間が取りやすいのはありがたいですね。
――今後、どんなことに挑戦したいですか。
金澤:今の案件では企画フェーズから関わることができているので、今後も同じように「何を変えるか」を考えるところから入れる案件に挑戦していきたいです。
業界やテーマは変わるかもしれませんが、一つの案件を最後までやりきったうえで、次は別の業界でも同じフェーズに取り組み、そこで前回の学びを活かしていけたらと思っています。そうやって経験を重ねながら、自分の引き出しを増やしていきたいですし、会社として対応できる案件の幅が広がっていく中で、自分自身もできることをさらに広げていきたいです。
――最後に、Rally Growthに入社を検討している方にメッセージをお願いします。
金澤:少人数の会社なので、自分で動くことが求められると思います。ただその分、これまでなかなか関われなかった上流工程や企画フェーズにも挑戦しやすい環境があります。
私自身も、PMO業務を中心に経験してきた中で、もう少し手前の部分から関わりたいと考えて転職しました。今の経験を土台にしながら、より上流に踏み込みたい、業務改善や企画フェーズにも挑戦したいと考えている方は、ぜひ一度話を聞きにきてみてください!
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